2学年(12期生)第7回講座 ボランティア活動
2年生の第7回講座は、「ボランティア活動について」。講師は行田社市会福祉協議会ボランティアセンターの野口桃子さんと松島康明さん。
前半は野口さんによるボランティア活動についての説明。後半は松島さんによる「クロスロード」カードゲーム。これは阪神・淡路大震災対応にあたった神戸市職員へのインタビューをもとに、作成された防災教育のカードゲームです。
まず、松島さんから、「社会福祉協議会」「ボランティア元年はいつ?」
「ボランティア活動の4つのキーワード」などが説明されました。
ちなみにボランティア元年は
③1995年阪神・淡路大震災があった年。ほぼ全員の2年生が正解しました。
ボランティアにはどんな活動がある?では6つの活動が紹介されました。
趣味特技を生かす活動には、いきいきサロンで落語や民謡。スポーツレクレーション大会、マジックショーなどいろいろありました。
福祉支援活動では中学生に点字教室。ブラインドサッカーの体験。児童への読み聞かせがあります。地域貢献活動では公園の清掃。フードドライブなどの説明がありました。
被災地支援の実態についても詳しい説明がありました。年に1回災害ボランティアと災害時のボランティアセンターを運営する訓練があるとのことでした。
最後に
ボランティア活動5つのポイントを説明して前半が終わりました。
後半は松島康明さんによる防災教材カードゲーム「クロスカード」
クロスロードとは
自分の意見、判断の理由や根拠を発表します。
近くの5人でグループを作ってカードゲームに挑戦しました。
1問目
2問目
3問目
それぞれの質問のあとに、YES/NOの理由を聞きました。
YESにもNOにもそれぞれの理由があり、同じYES・NOでもとらえ方考え方によってだいぶ違いました。
どれが正解というわけではなく、災害の時は通常の判断ができないので、お互いを支えあうことが大切。
1人の百歩より百人の一歩!
という松島さんの言葉が深く心に残りました。
こういう話し合いをしたことがなかったのでたいへんためになりましたという参加者の感想に、皆さん深くうなずいていました。
行田市社会福祉協議会ボランティアセンターのお二人に大きな拍手を送って講義は終了しました。
松島さん野口さんありがとうございました。