13期2学年第14回講座 第2回視察ツアー「友好都市訪問(白河市史跡巡り)」

11月9日朝方少し曇り模様でしたが、視察中は快晴となり、絶好のツアー日和の中、今年200年を迎えた「三方領知替」で友好都市となっている福島県白河市の史跡巡りを実施しました。

朝7時半頃から皆さん集合し、予定より少し早く7時50分に、行田総合公園を出発しました。

バスは毎年お世話になっている大堰観光さんです。

途中の休憩地、東北道上河内SAで桜が丘公民館のツアーの方々と遭遇するハプニングがありましたが、予定通り、白河市の小峰城に到着しました。

今回のツアーに同行していただくツーリズムガイド白河の鎌田 優さんが迎えてくれました。

ガイドの鎌田さん

小峰城では、最初に集合写真を撮り、城内へ入りました。大きな城壁が2011年の震災で崩壊された状況と修復作業の状況等の説明を受けました。前御門をくぐり、本丸跡で小峰城の説明を受け、復元された三重櫓の中を見学しました。内部は、木造で復元されており、戌辰戦争の時に攻撃された銃弾の跡等がそのまま残っていました。

 小峰城に併設されている、小峰城歴史館を見学しました。忍城から来た、阿部氏の資料等が展示紹介されておりました。ハイライトは、江戸時代の小峰城をCGで復元し、3面スクリーンで立体的に映像化したVRシアターで観覧できました。

 

2番目の訪問地は南湖公園と南湖神社です。

この地はもともと葦(あし)・茅(かや)が生い茂り、大沼と呼ばれていた低湿地帯であった。

白河藩主松平定信が幕府の老中職を退いた後の享和元年(1801)、この低湿地の狭い東側の堰堤を改修し、築堤した。小峰城の南にあることから、南湖と名付けたといわれているところです。

綺麗に紅葉した南湖畔を歩き、南湖神社に向かいました。南湖神社は大正時代に渋沢栄一の資金援助により建立された神社とのことです。

 

昼食は毎年お世話になっている料亭「京橋」で頂きました。

昼食後は3番目訪問先で マホロン(福島県文化センター白河館)で福島県の遺跡等を見学しました。

屋外には縄文時代の竪穴式住居等も復元されていました、当地の白河だるまの製作体験等ができるコーナー等もありました。

4番目の訪問先は白河の関跡の散策です。

みちのくの玄関口「白河の関」は多くの歌人たちが憧れた地です。

奥州三古関のひとつに数えられる「白河関」。奈良時代から平安時代頃に機能していた国境の関で、松尾芭蕉等の俳句が有名です。

この場所は小山になっており、頂上には白河神社があり参拝いたしました。下りは、すっかり紅葉した山道を楽しみながら散策いたしました。

以上4か所の史跡をめぐり、帰路につきました。

丸1日、ガイドを分かりやすくして頂いた鎌田ガイドさんに感謝です。

ツアーは、無事18時半ごろ行田市総合公園に到着し終了となりました。

皆さん、大変お疲れさまでした。

【記】広報 原口

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