忍川の自然に親しむ会「忍川の美化活動と生き物調査」
6月19日(日)に行田警察横の忍川で、忍川の美化活動と生き物調査が行われました。
前日の夕方、生き物調査のために忍川に仕掛け網をセットして、翌日の生き物調査の準備を行いました。
当日は、スタッフの集合時間は、8時30分、開始は、9時からです。今回は、吹上で川の美化活動を行っている方3名と、埼玉県庁の河川管理を担当している方1名、行田市民大学関係者1名、また、行田テレビの取材の方1名にも参加して頂きました。
最初の1時間は、川のゴミ拾いを行いました。草が多く草の中のゴミは、発見困難でしたが、目立ったゴミは回収することができました。
忍川の横には、綺麗なアジサイの花が咲いています。アジサイの品種は「ダンスパーティ」、綺麗な花です。
こちらもきれいなアジサイです。アジサイは、国内、国外でいろいろ品種が育成されていて、非常にたくさんの綺麗な花や珍しい花が増えています。
続いて、「生物調査」のために仕掛け網を二つ上げました。
二つの仕掛け網を上げましたが、出てきたのは、亀が5匹とスジエビイ、ヌマエビがそれぞれ1匹、変ですね。何時もとれる魚が全く捕れませんでした。原因は不明ですが、網にかかった魚が亀に食べられてしまった可能性が高い。これまでも亀がかかったことがあるが、同じ網に魚は入っていなかったような気がします。
右の3匹は、ミシシッピーアカミミガメ、この亀は、かつてミドリガメという名前で大量に輸入販売されたものです(夜店などで販売されていたことを記憶している人も多いと思います)が、日本の生態系等に被害を及ぼすことが懸念され、現在は、積極的に防除を行う必要がある外来種とされていて、捕獲したものはリリースすることが禁止されています。
左側の2匹はクサガメと呼ばれ、日本元来の品種ですのでリリースしました。
梅雨の期間でしたが、晴れ渡った気持ちの良い日でした。忍川の自然に親しむ会では、コロナ禍は終わったとは言えませんが、対策の上、毎月、川の美化活動を行っています。