11期生(2年生)の白河(友好都市)視察ツアーが行われました。

行田市民大学11期生(2年生)の14回講座、白河市(友好都市)視察ツアーが、秋晴れに恵まれた11月11日に実施されました。

  コロナ対策の規制が一部緩和されましたが、感染に十分対策をした、大堰観光のバスで、今村理事長以下27名の参加者で、午前8時、定刻通り出発しました。

  羽生ICで東北自動車道に入り、大谷 那須のサービスエリアで休憩を取り、10時30分予定通り、最初の訪問地、福島県白河市の小峰城に到着しました。

  行田市は平成10年11月9日、福島県白河市、三重県桑名市と友好都市を締結しました。

3市は、文政6年(1823年)、江戸幕府の突然の命令による3藩間の大がかりな国替えで藩主が入れ替わった歴史的なつながりがあります。

 行田市(忍藩)の藩主、阿部正権(あべまさのり)が白河藩へ、白河藩主の松平定永(まつだいらさだなが)が桑名藩へ、桑名藩主の松平忠尭(まつだいらただたか)が忍藩に移りました。これを三方領地替えと言っております。

 この事から、市民大学においては、2年生の講座として、白河視察ツアーを実施しております。

  小峰城では、現地ツアーガイドの石名さんの案内により、最初に白河・小峰城歴史館を見学しました。残念ながら、一部の展示が入れ替え中とのことでしたが、最新の技術を導入した、CGによる映像で、小峰城の昔の内容について見学できました。

 そして、小峰城についての説明を受けながら、石垣のわきを通り、小峰城の昔のままの城内を見学しました。明治の戌辰戦争時の傷跡等も見られました。

 

 

 

 

 

2つ目の訪問地は、南湖公園と南湖神社です。南湖公園は、寛政の改革で知られる名君・松平定信によって1801年に築造された日本最古といわれる「公園」です。

天候に恵まれ、紅葉がとてもきれいでした。

 

 

 

 

 

そして、南湖神社は、祭神は松平定信で渋沢栄一が大正11年に建立したとのことです。

 

 

 

 

 

午後1時に昼食をいただきました。季節感があった食事となっておりました。大変おいしかったです。

3つ目の訪問地は、福島県文化財センター白河館(まほろん)です。まほろんは、福島県内の遺跡から見つかった数多くの土器や石器などを収蔵・展示しています。

 

 

 

 

 

4つ目で最後の訪問地は、白河の関跡です。奥州三古関のひとつに数えられる白河関は、奈良時代から平安時代頃に機能していた国境の関で、蝦夷(えみし)の南下や人、物資の往来を取り締まる機能を果たしていたと考えられています。

 落ち葉の上を、今日1日ガイドをしていただいた、石名さんの説明を聞きながら、奥の細道で知られた、芭蕉 曽良等の記念碑を見ることができました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

現在は跡地に、白河神社があります。

 

 

 

 

 

その後、白河市内の和菓子屋さんでお土産を購入し、帰路につきました。高速の上河内SAで休憩を取り、午後6時30分総合公園に帰着しました。

大変良い天候に恵まれ、参加者皆さんが楽しく視察ツアーができたと思いました。

大変ご苦労様でした。

記 広報 原口

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