子ども大学(ふるさと学)「守ろう行田の自然」
8月27日(土)の午前にものつくり大学で、小学校4-6年生を対象に、子ども大学(ふるさと学)「守ろう行田の自然」の講義と実習が行われました。講師は、行田市民大学の今村武蔵理事長です。
本日はよろしくお願いします。行田市民憲章には、次のようなことが書かれています。
わたくしたちは埼玉県名発祥の地 恵まれた自然と
輝かしい歴史をもつ行田の市民であることに
誇りと責任を感じます
自然を生かし美しいまちをつくります
2番目には
郷土を愛し文化のまちをつくります
と書いてあります。これが本日のテーマですが、「大変難しいテーマを差し上げてしまった」のではないかと考えています。「自然を生かし美しいまちをつくります」ということに、大人も関心を持ってないのではないか、みんなも余り関心をもっていないのではないか。だけど、みんななら良いアイデアを出してくれるのではないかと期待しています。
本日は、これから皆さんに「自然を生かし美しいまちをつくります」について検討してもらい、最後にまとめたことを発表していただきます。期待しています。本日皆さんがまとめたことは、行田の市長さんに報告したいと思います。
私たちは、自然の中で活かされています。今、夏が非常に暑くなっていますが、私たちは、SDGSという言葉で2030年までに二酸化炭素の排出を0にしようとと思っています。私たちは、生活のために熱い空気を排出しています。今後の君たちの時代や君たちの子供の時代は心配です。地球の氷が解けて島の一部は、水没してしまう可能性があります。
このような時代に行田の自然を守るにはどうするか、いくつかの検討テーマを決めましたので話し合って欲しいと思います。
検討テーマ
環境に優しい緑を増やし、木を守にはどうしたら良いか
水城公園の池を守るにはどうしたらよいか
忍川の水を綺麗にし、生き物を守るにはどうしたらよいか
星川のキタミソウを守るにはどうしたらよいか
埼玉神社の森を守るためにはどうしたらよいか
旧忍川(さきたま調整池)の自然をどう守るか
福川の中条堤を守るにはどうしたらよいか
皆さんを3グループに分けていますので、以上の問題からテーマを選んで検討してください。
以上の説明の後、各グループでテーマを決めて検討に入りましたが、検討には、KJ法(川喜多次郎氏考案)を用いました。
類似のアイデアをグループ化してタイトルを付ける。模造紙の中央には、目的を書く。続いて関係のあるものを線で結びます。
最終的にアイディアがまとまったら、別のテーマとして、市の鳥と市の魚の候補を決めるように指示があり、検討結果を発表用の模造紙に書き込みました。
以上の後で、3グループのグループ発表会を行いました。
Bグループ発表
Aグループ発表
市の鳥の候補として挙がったものはシラサギ カワセミ カルガモでした。
シラサギは総称であり、実際はダイサギ、チュウサギ、コサギが相当します。
市の魚の候補としては、オイカワ、タモロコが上がりました。
市の魚や鳥はシンボルだらか大事なものです。そんなシンボルをみんなが愛することが市民一人ひとりがまちづくりの基本になり、市の姿に表れて来るという意味で大切なものです。市歌も同様に大切なものです。