13期（２学年）第４回講座　第１回視察ツアー開催されました。

市民大学で待ちに待った、第1回視察バスツアーが６月６日（火）に開催されました。

内容は　郷土の歴史「旧成田領に残る歴史遺産」とし、ものつくり大学の横山晋一教授のご案内で実施されました。

朝８時５０分、総合公園から、行田市民大学の名札が入った大堰観光のバスで最初の見学地、群馬県太田市の世良田東照宮に出発しました。

世良田東照宮では、最初に横山先生より全体の説明があり、その後、宮司さんより内部に案内され、各建物の説明、および行田の忍藩との関係が説明されました。

本殿が修復中でしたが修復状況の説明をする写真がありました。ぜひ綺麗に修復された、世良田東照宮を見に来てくださいとの話がありました。新しくできた資料館で、徳川家に関する貴重な資料を拝見できました。

2か所目は、今回初めて追加された場所で、旧中島飛行機（株）の創始者の中島知久平が両親の為に築いた大規模邸宅を見学しました。ボランティアの方の案内で、高価な装飾が施された応接間や、客間から見渡せる前庭など、宮殿建築としての特徴がある近代和風建築に目を見張りました。

３か所目は、熊谷市妻沼の聖天山を訪問しました。

到着後、記念撮影を行い昼食となりました。

昼食は、今回のツアーが火曜日となったことで、運営部の配慮で有名な稲荷ずし手配していただき、多くの参加者が味わうことができました。

昼食後、ボランティアガイドにより、数年前に修復が終わった本殿等の説明を受けました。

圧倒される美しさでした。

また、入り口の門である貴惣門については、大変希少な建造物であることの説明がされました。横山先生の随所における補足説明が明快で印象的でした。

４か所目は、熊谷の常光院を訪問しました。

常光院は、屋根が茅葺という大変珍しい本堂です。

本堂において、住職さんより寺の成り立ちからのご説明をいただきました。

大変古く、由緒ある場所であることを実感いたしました。

５か所目は行田市の水城公園内に移築された旧忍町信用組合店舗を訪問しました。

横山先生がこの移築を実施されたとのことで、より詳しい説明と共に、大変ご苦労されたことなどが説明されました。特に屋根の瓦については、カナダより入手した事、工期が大変短く設定されたこと等が印象的でした。

ツアーは、無事、５時に総合公園にて解散となりました。

皆さん大変ご苦労様でした。そして、お疲れさまでした。