12期2学年19回講座 「特別史跡 さきたま古墳群・・・いかにして守られてきたか・・何が解明されたか・・」
本日は、講師に埼玉県立さきたま史跡の博物館 主幹学芸員 佐藤康二様を迎え、行田市民大学・同大学同窓会の「合同講演会」として商工センターにたくさんのかたの出席をいただき開催されました。
「皆さん、よくご存じでしょうが(笑)」という言葉からはじまり、
1 埼玉古墳とは
2 埼玉古墳群はどのように守られてきたか
3 発掘調査でどのような発見があったか 国宝「金錯銘鉄剣」はどのように 発見されたか
4 特別史跡とは
さきたま古墳群の9基の古墳についての説明は大変わかりやすく、再び、興味が沸いてくる内容でした。
昭和10年には古墳群の危機が訪れ、埼玉(さきたま)村が県に保存要望書を提出、その3ヶ月後には3古墳が国の史跡指定を受け、また、13年には9古墳が国の史跡に,14年には埼玉村が古墳保存会を設置。
台地上の狭い範囲に大型古墳が密集する、全国でも屈指の規模の古墳群は、埼玉村と行田市が合併してからも,大切に守られてきました。
令和2年、全国で63番目令和初の国指定特別史跡に指定され、発掘された大量の副葬品、馬冑、稲荷山古墳から出土した国宝「金錯銘鉄剣」を保有する行田市に誇りを持ちたいと思います。
講義終了後、2年生には同窓会入会のご案内が行われ、
元気な健康寿命に向け充実した積極的活動により私たちのこれからにしていこうをテーマにお話がありました。
24もの同窓会クラブが活動していて興味のあるクラブもありましたので前向きに検討していこうと思っております。