1学年(13期生) 第4回講座「のぼうの城」関係史跡見学
令和4年6月9日9時に行田市総合体育館(グリーンアリーナ)駐車場から出発。 最初は熊谷市へと向かいます。
・龍淵寺 バスから降りて「成田家之菩提寺」掲示があり、さらに境内に進みます。成田家の墓をお弔いし、寺院に入りました。寺院の中で石田前住職様から龍淵寺600年の出来事を聞きまして、半焼の『成田記』を見させていただき、鐘楼堂の新しい龍の天井画を見ました。
・上之村(雷電)神社 社前の堤から入り、本殿へと進み、格式ある神社の説明案内をしていただきました。
・忍城址(郷土博物館) 行田市内に戻り、諏訪曲輪御門跡の碑、諏訪神社内へと巡り忍城址の説明を受けました。行田市文化財保護課・中島洋一課長さんから忍城の詳しく明快な説明で分かり易くお話しをしていただきました。 郷土博物館前にて記念撮影した後、昼休みはここの館内で休憩しながら昼食をとりました。
・清善寺 新兵衛地蔵尊で親しまれています、境内は林の中、自然がいっぱいです。
・丸墓山古墳 佐間地区から、途中に高源寺を車窓から眺め、埼玉地区へと移動、さきたま古墳群へ。一番大きい丸墓山(高さ、約19m)に登ると市内が一望されます。
・石田堤・堀切橋 忍城水攻めに石田三成によって築かれた「石田堤」はいろいろと話題があり、史実のほかのことも中島さんから話がありました。堀切橋には、この辺りで堤が決壊したといわれています。また、この橋には高欄に三角形の空間や幾何学模様のデザインがあり、平成26年土木学会推奨土木遺産に認定されました。
近くの忍川(新忍川)には昭和の初期に鉄道のレールを用いて橋を造った近代化遺産といわれるものもあります。
・石田堤史跡公園 ここは、鴻巣市袋(旧吹上町)で現在は、みなさんが親しむ公園となっていて堤の断面も見られるようになっています。また「のぼうの城」関係の展示物も設置されています。
以上、「のぼうの城」関係史跡を一日のバスで周りましたが、各所を再度じっくりと周っても良いですよ。