2学年(12期生)第5回講座 園芸実習

6月23日(木)午後、今回は講義場所を持田公民館に移し、寄せ植えの園芸実習を行いました。

講師は日本ハンギングバスケット協会埼玉支部の平田江美子先生。

平田江美子先生

夏にふさわしい涼やかな観葉植物の寄せ植えについて教えていただきました。

今回の寄せ植えの植物たち

【夏の寄せ植えの育て方】

観葉植物は名前からお日様が好きなのではないかと思いがちですが、夏は日差しが強いので、直射日光は葉焼けをしてしまいます。

明るいお部屋の中の、風通しの良い、窓際カーテン越しの日差しが最適です。

水やりは、表面が乾いたらあげます。

部屋の中に置いた鉢植えは、毎回、必ず受け皿に溜まった水を捨ててください。根腐れを起こします。

【冬の寄せ植えの育て方】

観葉植物は寒さには本当に弱いので、10度以下にならないところで育ててください。

冬は水やりの心配がなくなるのですが、「あ。今日、すごく乾いちゃってる。」と気づいたら、それから2,3日たってあげてください。

冬は部屋の暖房で乾燥します。寄せ植えに直接あたるとすぐに痛むので、当てないようにします。

部屋が10度以下になっていたら、カーテンから少し離してください。

冬は肥料はあげなくていいので、お水と温度の管理だけしてください。

冬を越すと大きくなります。

ポットから抜いた時の鉢の肩をそろえて、ウォータースペースをつくること。

植物には俳優のように「顔」がある。「正面」がある。自分で植物の「正面」を探して、植えること。

など、植物に対する愛情のある説明をしていただきました。

 

その後、寄せ植えのやり方の説明を分かりやすくしていただき、いよいよ2年生の寄せ植えづくりが始まりました。

それぞれ持ち寄ったエプロン姿がみなさんよく似合っていました。

 

「どっちが正面?」「土はどう入れるの?」先生や助手のかた、隣近所の人に声をかけながら、一人ひとり自分の「寄せ植え」を作りました。

いよいよ世界に一つだけの自分の寄せ植えが完成しました。

 

同じ4種類の寄せ植えですが、一人ひとりの個性があふれたすてきな寄せ植えになりました。

2年生の皆さんも自分の作品を笑顔で満足そうに見ていました。

閉会行事では大きな拍手で先生方にお礼の気持ちを表しました。

全員で掃除や後片付けをして、2年生の園芸実習は無事終了しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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