自然の大切さ みんなで学ぼう!
12期1学年の11月11日の授業は、(公財)埼玉県生態系保護協会の堂本泰章先生による
「自然の大切さ みんなで学ぼう!」でした。授業の内容を次に紹介します。
生態系は私たちが生きていくうえで最も重要な社会資本である。
生態系(生物多様性が維持された良好な自然)を守ることが、安心安全で持続可能なまちの実現につながる。
・G7・2030年「自然協約」 ・生物多様性基本法 ・愛知目標(愛知ターゲット)
・国土強靭化年次計画2021 等将来に向けた難しい目標が紹介された。
持続可能な社会の実現に向けて考えられる地域での取り組み
・人類の生存基盤である自然を守る
・食料供給の場である農地を守る
・人と人とのふれあいのある地域社会を大切にする
・公共交通や徒歩、自転車で利用しやすいまちにする
・公共投資を効率的に行う
・歴史や地域の文化を大切にする
・まちの中心部に活気を取り戻す
・エネルギー効率を高め、環境負荷を減らす
・大規模災害を前提とした土地利用
企業による生物多様性保全の取り組み
・自然再生事業の取り組み(荒川河川敷)
・荒川ビオトープ ・オオタカの森 ・見沼田んぼ
将来世代にとって大切な自然資源を守ることは大変重要だが、社会生活との両立を考えると難しい問題だと改めて認識しました。
最後に、受講者から農地のアライグマやまちに出没する猿についての質問があり、それに答え授業が終了しました。