令和元年度,行田市防災訓練参加体験
令和元年度の 行田市防災訓練に 11月10日参加体験をして来ました。
参加の方法は 毎年度各地区の自治会へ訓練に参加の要請がありますので事前に地区の自治会長へ参加希望を申し出でしておけば可能となると思います。
行田市の希望する参加人員は 各自治会で 最低限2名は参加確保要請しているようです。本年度の訓練に参加人員は 200名程度で 8班に分かれて訓練を実施しました。
訓練内容は 班編成の第5班の順番では ①「救助資機材使用訓練」、②「災害用伝言ダイヤル使用訓練」、③「応急給水訓練」、④「ドローンの体験と展示」、⑤「身近なもので応急手当訓練」、⑥「食品に関する講話と試食体験」、⑦「ブレイカー復旧操作訓練」 の7つの項目でした。
①「救助資機材使用訓練」
家具が倒れ下敷きの人を助ける訓練。
救助資機材使用訓練では 家にある毛布や衣類などで担架に代用できるものがあると認識でき参考になる。
毛布を担架とする手順。
大人の男性でも大丈夫な強度を得られる。
生地の厚い衣類なども代用品に使える。
②「災害用伝言ダイヤル使用訓練」
災害用伝言ダイヤル 171 の使用方法はガイダンスの案内があり 開設時点で無料で使える。
使い方のポイントとして
名前はフルネームで伝える。
今いる場所を 具体的に伝える。
誰と一緒に避難しているかを。
ケガや体調について伝える。
次の連絡はいつになるか伝える。
検索エンジンで web171
171と 相互連携が出来るようになった。
行田消防署の火災報知器の説明
建築確認で設置義務あり。
購入の促進はしていないので 役所からの推奨はない。
悪質な 業者に注意してくださいとの説明。
③「応急給水訓練」
給水車でのポリタンクの取扱いについて説明。
質疑応答で使用期限や取扱いに 多くの質問がありました。
災害が多いため関心が髙いようです。
④「ドローンの体験と展示」
ドローンの操作が体験できました。
小型のもので多くの人が操作を体験しました。
意外と簡単に操作できます。
ドローンは最近 災害対策に用途を見出され活躍している。
⑤「身近なもので応急手当訓練」
三角巾の使用方法や、足や手を応急的に補強する方法を訓練しました。
止血は 切断による大量出血以外では圧迫止血が 有効と説明がありました。
⑥「食品に関する講話と試食体験」
普段の食事に利用する缶詰やレトルト食品などを備蓄食料とし、製造日の古いものから使い、使った分は新しく買い足して、つねに一定量の備えがある状態にしておく備蓄方法の紹介がありました。
又 電気、ガスや さらに水がなくても大丈夫な 「たまごぞうすい」、「切干大根とツナのマヨネーズ和え」、「水もどしカップ麵」の作り方と 試食の体験がありました。
⑦「ブレイカー復旧操作訓練」
ブレイカー復旧操作については、東京電力の担当より 遮断した場合は各分配の全てのスイッチを切り、その後に メイン電源を入れた後に 各分配のスイッチを一つずつ入れていけば 漏電箇所を特定できると説明していた。
又 ブレイカーは製造から15年程度で交換することを勧めているとのことでした。
故障の判断は ブレイカーの赤いテストスイッチを押してください。落ちない場合は故障です。
台風・降雪の留意点
・ 避難するときはブレーカーを切って !!
・ 水に浸かった器具は使わない !!
・ 切れた電線には触らない !!
地震が起きた時の留意点
・ 使用中の器具はスイッチを切り、プラグを抜いて !!
・ 水に浸かった器具は使わない !!
・ 避難するときはブレーカーを切って !!
・ 災害時、エレベーターには乗らない !!
・ 切れた電線には触らない !!
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訓練に要した時間は 午前9時から午前12時10分で 日程表の時間どうりに終了しました。
参加した感想として 今年は大型台風の襲来により 関東甲信越や東北で甚大な被害が起っているため関心度が高いようでした。
記、為ヶ井(8期生、歴史文化自然探索の会)