13期2学年 市内河川の水質検査をしました

2023/10/26 秋晴れの一日、ものつくり大学のC3010教室に戻ってまいりました。

本日の講座は「市内の河川の浄化について(星川、忍川、水城公園の水分析)」です。

これは県政出前講座の一つです。埼玉県東部環境管理事務所から県職員の鳥羽主任と上野主事を講師に迎えて楽しく有意義な学習をしました。

 

何より、若く、美しい二人の女性講師に一同嬉々としていつになく明るい講座となりました。

講義は以下の内容で、とても充実していました。

1.川について 埼玉県は「川の国」で川の面積の割合が全国2位(3.9%)、一位は徳島県

荒川の川幅2,537mは日本一、「川幅うどん」が鴻巣の名物、ちなみにうどん県として香川に次ぐ全国2位

BODは川の汚れの指標、あゆはBOD3mg/l以下でないと生息できない。行田市の川はBOD2mg/l程度でA類型にもう少し。

2.生活排水の処理について 川の汚れの原因は生活雑排水 排水処理には浄化槽と下水道がある。

浄化槽の維持管理が重要 浄化槽の保守点検と清掃、そして法廷検査を受けることが重要。

法廷検査の受検率は全国平均で47.1%だが、行田市は23.5%で全国平均より低い。なんとかしよう。

3.行田市・埼玉県の取り組み 下水道、合弁浄化槽の普及・整備が欠かせない。同時に県民の川を守る意識の向上が必要。

SAITAMAリバーサポータープロジェクトの紹介

4.まとめ 何と言っても「今日から取り組む成果う排水対策」

食べ残しや飲み残しをしない。

シャンプーや洗剤は適用使用

食器などの汚れは洗う前に拭き取る

そして、「5.水質検査」の課外活動です。

今村理事長が自らサンプリングして用意いただいた「星川」「忍川」「忍沼(水城公園)」と「水道水」を用いました。

A. 透視度 約1mのメスシリンダーで上からのぞき下の二重線が区別できるまで水を減らしてゆく。

さすがに水道水はきれいで100、ついで星川60、忍川50、忍沼20の評価でした。

B. pH パックテストを全員がマスターしました。

C. COD BODの代わりに実施しました。

pHは7.0前後で大きな差が見られませんでしたが、CODには差があります。透視度と同様の順番でした。

最後に今村理事長の行田の川について特別講義があり、本日の講義が終了となりました。

 

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