13期13回講座「自然の大切さ みんなで学ぼう!」

11月10日の講座は(公財)埼玉県生態系保護協会の堂本泰章先生をお迎えして「自然の大切さ」をテーマに近年の社会情勢と課題、そして将来に向けて現在行われている様々な活動や取り組みについてお話いただきました。

堂本泰章先生

お話のなかでは、

  • 政治や経済が社会の豊かさや利便性を求めて発展してきた一方で、地球温暖化や野生生物の絶滅など自然生態系の破壊が問題となっていること
  • 近年はSDGsへの関心も高まりつつあり環境問題への取り組みもなされているが、直面する政治経済の課題に目が向けられがちであること
  • 自然界にある物質的財産、すなわち生態系(生物多様性が維持された良好な自然)は私たちが生きていくうえで最も重要な社会資本であるから、これを大切に守っていくことが安心・安全で持続可能なまちの実現に繋がる

ということを熱く語られました。

そのうえで行政や企業、市民団体が現在取り組んでいる環境に配慮した開発や自然保護活動の具体例を紹介してくださいました。

“将来”とか”未来”という言葉は漠然としてずっと先のことようにも聞こえますが、”今”の行動が“未来”を決めるカギとなるのだと感じました。

折りしも現在エジプトでCOP27が開かれ、環境問題が話し合われています。今回の講義を機にもう一度身の回りを見回し、将来に向けてできることに取り組んでいきたいと思います。

 

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