第10期課題学習 認知症にならない日常生活

歳をとるにつれて身体のさまざまな機能が低下してきます。しかし脳は単純な記憶装置でなく、記憶やこれまでの経験などを経験などを総合的に情報処理する臓器です。

一方記憶力の低下を中心としてこれまで出来ていた事が出来なくなる現象を「認知症」と呼びます。

原因はさまざまですが脳が萎縮するアルツハイマー病や、脳の血管が詰まったり破れたりする脳血管障害が多くみられます。

症状には、記憶の混乱や時間や場所が分らなくなる、簡単な計算が出来ないと言った「中核症状」が現れます。また無気力になったり怒りっぽくなるなどの変化や、妄想、幻覚、俳諧などの「周辺症状」などの異常も見られます。認知症が進むと、周囲とのコミュニケーションも難しくなってきますが、感情まで失われるわけではありません。身近な人は患者の気持ちを思いやり態度や発言に気配りが必要です。

(櫨山 記)

 

 

 

 

 

 

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