14期2年 第16回講座 「木造建築の魅力」-日本の伝統建築から現代建築へ-

2024/12/5 ものつくり大学C3012教室において 木造建築の講義がありました

講師は、ものつくり大学 教授:戸田 都生男先生
関西系のノリのいい楽しい講義でした

軸組工法
・木造建築の多くは土台の上に垂直方向の「柱」と水平方向の「梁(はり)」軸組工法
・阪神・淡路大震災以後 耐震性と建築法の観点から柱と梁の結合部は金物を使用
・木造建築は日本の林業の問題と関係している
・2000年以後 地球温暖化や建築の性能指標 シックハウスなどなどの環境と関連

 

伝統木造建築

法隆寺
白銀比にもとずいて 日本最古の木造建築である法隆寺金堂や五重塔は設計建築
白銀比とは、「1: √2の比率 およそ1: 1.414(5:7)」の比率
「大和比」とも呼ばれ、日本では古くから大工の間で使用されている 身近なA4,A3などコピー用紙(白銀長方形)で使用
大工さんが使う「さしがね」の手と妻手(短い方)は、そのもの自体が1:√2で構成

 

伝統建築の維持(部分修繕)

木は直接雨などが降りかかると(水に弱い)耐久性が低くなり 建物の長期的維持をする目的で 部分的に修繕 補強をおこなう

伝統的な木造建築法隆寺 浜松城 犬山城 丸岡城などの実際の部分修繕の説明
(個人的には 伝統建築の維持(部分修繕)の写真と話は興味深かった)

 

現在建築

現在住宅としてル・コルビュジエの建築作品
藤井厚二氏 聴竹居 、吉村順三 軽井沢の山荘など現代建築作品の説明

最後に戸田先生のスライドと楽しい講義に感謝の拍手で終了いたしました。

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