行田市民大学15期1年5回講座ー日本一の足袋産業と行田の歴史

日本一の足袋産業と行田の歴史

講師は前回に引き続き「ブラタモリ」出演の中島洋一先生です。

はじめに、「たび」ってわかりますかの質問に、子供は分からないの説明でキャッチして、足袋蔵のまち行田は日本遺産に認定されていることと認定に至る経過、そして、認定理由などの興味深いお話がありました。

ついで、行田足袋の歴史と足袋蔵の成り立ちについて、

綿の栽培に適した土地柄が足袋へ繋がった。享保の町絵図には足袋屋がある。行田足袋の発展を支えたのは寒い東北への特異な販路を持っていた。被覆産業へ転身も職人的製造業に徹したため発展できなかった。等々、諸処の面白いお話を伺いました。

そして、足袋蔵の保存・再活用のあゆみについて

統一の取れていないところが行田の蔵の特徴。商店の隠れたところに置かれた蔵。冬場の販売に供えて夏場に製造したものを高床で湿気を避けた蔵に保存。等々、中島先生でなければ聞けないお話が満載でした。

いろいろと再活性化策が施されている様子です。再度、足袋蔵めぐりをしてみる価値があるかもしれません。

最後に、熱心に聞き入る学生と質疑応答

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