13期2学年 美しい日本の建築を学びました
2023/11/26 平年並みの気温で、冬の寒さを感じる一日、ものつくり大学のC3010教室において日本の素晴らしい建築物を巡りました。美術館の画集のように非常に美しいカラー印刷の資料に従って、日本中の伝統的な建築から現代の建築まで、そして、それらの建築家のことなど多くを学ぶことができました。
講座のタイトルは、
ー見て感じて理解する日本の建築ー
美術館、博物館をめぐって
講師は、
ものつくり大学 准教授:岡田公彦先生
「日本建築に影響を受けた世界の建築家」として、「旧帝国ホテル」や東京都「自由学園明日館」などを設計したフランク・ロイド・ライト、「旧日向別邸」を設計したブルーノ・タウトの紹介がありました。
また、「世界で活躍する日本の建築家」では「ルーブル美術館・ランス」を設計したSANAA、「ポンピドゥーセンター・メス」の坂茂の紹介がありました。
さらに、「自然と建築の関係」の講義では、茶室とものつくり大学の取り組みや、海辺に立つ屋根のない「ガラス床の能舞台」(設計:杉本博司)やコンクリートの屋根に大きな穴をあけて自然との調和を試みた香川県の「豊島美術館」(設計:西澤立衛)について講師自らの体験も加えて説明がありました。
その後、「災害と建築」「素材と工法」のタイトルで、「迎賓館赤坂離宮」「伊勢神宮」「日光東照宮」など伝統的建築と隈研吾や安藤忠雄の現代建築との比較を講義されました。
最後に、岡田公彦先生の美しい資料と楽しい講義に感謝の拍手で終了いたしました。