令和4年度 行田市民大学 卒業・修了証書授与式挙行
令和4年度 行田市民大学 卒業・修了証書授与式が令和5年3月9日(木)に行田市総合体育館(行田グリーンアリーナ)研修室で挙行されました。
卒業・修了証書授与式には、1学年(第13期生)24名、2学年(第12期生)35名が参加しました。
式次第
卒業生記念写真撮影
春を間近に感じる穏やかな天気のもと、玄関の横の階段で、卒業記念写真を撮影しました。
開式の辞、市歌斉唱
コロナ禍のため傾聴でしたが、生徒の皆さんの中で、小さな声で歌っている人がいたのが印象に残りました。
行田市民大学基本理念唱和
理事長挨拶 今村武蔵理事長
行田市民憲章は市民の合意を表したもので、横のつながりを持って良い生活をすることを目指しています。
「~します」という肯定文でできています。
前文は
わたくしたちは埼玉県名発祥の地 恵まれた自然と
輝かしい歴史をもつ行田の市民であることに
誇りと責任を感じます
わたくしたちはみんなのしあわせを願って
さらに明るく豊かな住みよい郷土をつくることを誓い
この憲章を定めます
本文は
―自然を生かし美しいまちをつくります
―郷土を愛し文化のまちをつくります
―仕事に誇りをもち豊かなまちをつくります
―思いやりの心で住みよいまちをつくります
―きまりを守り明るいまちをつくります
行田は利根川、荒川、忍川、元荒川など、川が多くて水に恵まれた土地です。うまく水を利用することを考えていきたいです。
歴史文化を次の世代に伝えていく使命があります。
しっかりと働くこと、コミュニティを愛する心も大切です。
卒業後も学んだことを日々の暮らしに活かしてほしいと思います。
1年生(13期生)はいろいろな面で行田をチェックして、提言してほしいと思いますと挨拶しました。
1学年修了証書授与 石井直彦学長(行田市長)
1グループ 歴史・文化グループ
研究テーマ「足袋の発展と行田!そして、今は?」
2グループ 行田を調べる
研究テーマ『名物フライの探求』サブテーマ【行田の歴史と共に「フライ」を味わう】
3グループ 福祉・健康グループ
研究テーマ「人にやさしい町」
2学年卒業証書授与
6グループ「行田市を調べる」
テーマ 行田市を調べる「観光への取組Ⅱ」
行田市民大学学長式辞
石井直彦学長(行田市長)
皆さんの研究テーマに「環境」「衛生」さらにに「行田市を知る」ことがはいっているのはありがたいことだと思っています。学ぶことはすばらしいです。第2の人生の方が楽しいので、学んだことを生かしてください。私も行田市に継続的な行事を増やすよう努力してきました。祭りは一過性のものなので、継続することが大事です。商店街でちょっとお茶でも飲める街づくりをしたいと思います。
行田は歴史がある街です。古代から現代まで調べると、県内一の場所です。だから発展しなくてはいけません、皆さんと一緒に盛り上げたいと思います。
卒業はスタート。1年生は先輩を見習い、一緒になって街づくりをしてほしいと思います。
3月13日からマスクが取れますが、人の顔が見えて表情が分かることが大事です。小中学生はマスクを取り、表情が判断できるようにします。施設などに配慮しながら、コロナにも必ず勝つという趣旨でやっていきたいと思いますと式辞を述べました。
閉式の辞
以上で令和4年度 行田市民大学 卒業・修了証書授与式は滞りなく終了しました。
閉式後のインタビュー
広報担当:行田市民大学の感想をお願いします。
卒業生:とってもみなさんが仲が良くて、本当に皆さんと一緒に研究出来てすごくよかったです。
卒業生:きのうは眠れませんでした。
卒業生:40年以上住んでいるが(行田のことをよく知らなかった)ここ(ぎょうだしみんだいがく)にきて、行田の方と知り合いになれてすごく楽しかったです。
広報担当:今後、入る人のために、ひとことお願いします。
卒業生:もっと行田のことをよく知ってもらいたい。住んでいるわけだから、ほかの地域の人にアピールしなくてはいけない。
グループ単位で話を聞かせていただきましたが、和気あいあいでとても仲がよい雰囲気でした。
卒業生は記念写真を受け取り、在校生とスタッフの拍手の中、名残惜しそうに会場を後にしていきました。
おりしも今日は「3月9日」。レミオロメンのあのメロディーが耳元に流れているような感じがしました。