13期生(1学年)グループ研究成果発表会が開催される
令和5年2月16日に13期生(1学年)のグループ研究成果発表会が、行田TVのカメラの前で開催されました。13期生は3班のグループで構成され25分間で1年間のグループ活動の成果を発表しました。
発表の司会は行田市民大学の運営部の長野さん、タイムキーパーは同じく安部さんが行いました。
1班:歴史・文化グループ(8名)研究テーマ「足袋の発展と行田!そして、今は?」
1:テーマ選定はグループの研究によって行田を活性させようとの意気込みで調査を始めました。
発表内容は
2:足袋全般お話は足袋の発祥から現在までの概略を説明し研究内容の概要が示されました。
3:行田足袋の歴史は江戸時代から全盛期の昭和時代までの状況が説明されました。
4:現在の行田の足袋会社においては ガクヤ株式会社 千代の松 後藤足袋有限会社
(株式会社)イサミコーポレーション 株式会社武蔵野ユニフォーム きねや足袋株式会社の6社の状況を調べ足袋産業の現状を把握しました。
5:足袋と健康効果の話題は行田市と中京大学との共同研究で子供の足の形状特に拇指の変形に関して検証する。また、小説「陸王」で有名になったマラソンランナーと足袋型シューズの件、および花咲徳栄高校の野球部向けに瞬発力を磨く手縫い足袋等が紹介された。
6:私たちも足袋をはいてみたではグループメンバー全員が足袋をはいた事による感想を述べました。
7:私たちからの提案では、足袋をはいた事による良い話がまとめられていました。
グループメンバーがテーマに向かって一丸となって取り組んだ様子がうかがえる発表でした。
2班:行田を調べるグループ(9名)
研究テーマ『名物フライの探求』サブテーマ【行田アの歴史と共に「フライ」を味わう】
テーマ選定は行田を代表するもので、令和4年度『100年フード』に選定されたことで興味が尽きないことから、その実態を掘り下げて調べることとした。
1:行田のフライの商いの原点と、足袋業界との関係が説明された。
2:行田の足袋業界の歴史について説明がありました。
3:お店のフライを試食については行田市、熊谷市、鴻巣市、深谷市のフライを食べ比べた報告がありました。地域により具材が異なっていてソースの味も異なっている報告がありました。
4:フライを作るでは
- 昔(昭和初期)の時代を思わせる「フライ」を作る
- 時代の流れに沿った「フライ」を作る
- お好み焼きとの違いについて考える
3項目を検証することを目的として実際に作ってみたとのことです。
5:行田の「フライ屋さん」を調べる。では19件のフライ屋さん状況等が報告されました。
調査したことと、実際に作ってみての報告が、まとまって報告されており、グーループの皆さんの「フライ」の対する愛が感じられました。
3班:福祉・健康グループ(7名)研究テーマ「人にやさしい町」
テーマ選定は行田市が市民を応援している生活の中に福祉・健康・喜びが感じられる、人が住みやすくなる町の状況を調査しました。
1:調査方法は人口増加を維持している町
2:住みたくなる町
3:戻りたい町
上記3つの内容で成果のある市町村を調べ、行田市と同等の規模(人口・予算)を基準に選択した4つの町(兵庫県明石市・千葉県流山市・福岡県福津市・千葉県印西市)と内容を比較することにしました。
調査方法は、各市の広報誌を集めました。
広報誌より:子供支援策・子育て支援の内容・児童手当・財政状況・出生率等について行田市との比較が報告されました。
最後に、行田市の未来は?との内容の問いかけに、成果は5~10年くらい必要なので、いろいろな取り込みを始めないと未来は変わらないと報告されました。
グループの各人の未来の行田にかける意気込みを感じる発表でした。
13期生の皆様大変素晴らしい発表ありがとうございました。そしてご苦労様でした。