2学年(12期生)第4回講座 第1回視察ツアー 郷土の歴史『忍領に残る歴史遺産』

2学年(12期生)第4回講座 第1回視察ツアー 郷土の歴史『忍領に残る歴史遺産』

1、日時 令和4年6月8日(水)  生徒参加者28名 (不参加者7名)

行 程

1.世良田東照宮(徳川氏発祥の地)太田市世良田町3119-1

2.旧中島家住宅 (中島飛行機㈱の創設者・中島知久平様が両親のために築いた大規模邸宅)太田市押切町1417

3.聖天山 歓喜院 (平成24年7月9日国宝指定)熊谷市妻沼1627

4.常光院 (中世の中条氏館跡に建つ寺院)熊谷市上中条1160

5.旧忍町信用組合店舗(水城公園内)(1922年、現在の埼玉縣信用金庫の前身である忍町信用組合が開設した木造二階建てのコロニア   ル様式の洋館)

講師として、ものつくり大学  横山 教授 にご説明していただきました。

最初の見学地は、 国指定 重要文化財 世良田東照宮

住職が体調不良のため、横山講師に説明受けました。

寛永21年(1644年)三代将軍徳川家光公は、世良田が徳川氏の先祖の地ということから、日光東照宮古宮(元和年間造営の奥宮)を移築し家康公をお祀りしたとのことです。

  

今現在、本殿から修繕作業始まり令和7年12月までには完了するとのことです。

世良田東照宮の前で健康大学生の記念撮影です。

2番目の場所、旧中島家住宅は車内見学の予定でしたが、水曜日とのことで開館しているとのことで入館しました。

1万平方メートルの敷地に広がる近代和風の大規模邸宅 (国指定重要文化財)

中島飛行機㈱創設者・中島知久平様が両親のために築いた大規模邸宅です。来客を迎える重厚な車寄、ステンドグラスやシャンデリアなど細部にわたり高価な装飾が施された応接間、客間から見渡せる広い前庭など、宮殿建築としての特徴が随所に見られる、群馬を代表する近代和風建築です。現在、地域交流センターとして、一部を公開しています。

  

 横山教授より説明を受けています。(私は在学中(月)休館日のため入れませんでした)

3番目の場所  国宝 妻沼聖天山

妻沼聖天山は斎藤別当実盛公が、当地の庄司と、祖先伝来のご本尊聖天さ治承3年(1179年)にお祀りしたのに創まる。実盛公は平家物語、源平盛衰記や謡曲実盛、歌舞伎実盛物語などに、武勇に勝れ、義理人情に暑い人柄が称えられている。次いで實松公の次男挫ね長が実長が出家して阿請房良応となり、建久八年(1179年)に本坊の歓喜院を開創した。

  

貴惣門(国指定重要文化財)の前にて横山教授より日本建築様式等説明受ける。  ボランテアガイドさんより熱心に説明を聞いている様子。

 

   

  

国宝 御本殿 登録名称「歓喜院聖天堂」

4番目の場所 常光院 「埼玉県指定史跡 中条氏館跡 」 (熊谷市上中条1160)

古代の中条  中条の名の斉美優天皇の見明天皇の代(七世紀大和岡本都)に条理制が施かれた時、東条・南条・北条・東北条・東南条等と同じく、条理によって生じた名称である。当住職41代目とのことで、寺については今まで水害にあったが火災にあったことはないと言われた。全国でも珍しい茅葺屋根を使用しているのは珍しいと話された。

  

常光院入り口                            横山教授より説明を受けている。

常光院本殿のは入り口右側 蓮の花

5番目の場所  旧忍町信用組合店舗(水城公園内)

この建物は、大正11年(1922年)8月6日に現在の行田市行田13-31の地に開店した忍町信用組合の元店舗です。腰羽目板付下見板コロニアル様式の木造二階建ての洋館で、腰折屋根にスレートを菱葦しています。この建物が名誉市民村上義之助に関連する行田の金融と足袋産業の歴史を伝える貴重な歴史的建造物で、市内では数少ない下見板コロニアル様式の木造建築でもあることから、平成28年(2016)に市指定文化財に指定されました。新築当初の美しい姿に改修・復原して当地に移築されました。

  

横山教授より下見板コロニアル様式の説明及び移築に際しての苦労話等のお話をされました。

本日は、グリーンアリーナ駐車場約9時に出発して17時に雨にも降られずに無事に到着いたしました。長時間お疲れさまでした。特に横山教授ありがとうございました。

広報担当 本間一郎

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