忍川の清掃と生物調査の実施
令和4年2月20日に行田市民大学の5期生のグループ「忍川の自然に親しむ会」では、忍川の清掃と生物調査を行いました。
場所は、行田市駅の北側正面から西側、喫茶店コロラドの西側100メートルの範囲です。
この区間は、駅の近くで清掃をするグループがいくつかあるようですが、コロナ禍の影響で活動を停止しているようで、今回は非常に多くのゴミがありました。
また、「忍川の自然に親しむ会」では、川の清掃を行うばかりでなく、清掃と一緒に忍川の生物調査も行っています。
そのために、清掃の前日夕方には、川に仕掛け網をセットして、魚を捕る準備をします。
仕掛け網には、魚用の餌を入れて翌日まで、水に沈めておきます。
翌朝は、旗を立てて清掃作業中であることが、近所の人たちに分かるようにします。
水辺のごみは危険も伴います。一時間程で作業を終了しました。
作業開始前は、上の写真のような状態でしたが、作業完了後は、次のようにすっきりしました。
続いて、昨日仕掛けた網を上げての忍川の生物調査です。
二つ仕掛けた網の内、一つは、まったく魚は捕れませんでした。二つ目の網には、大きなフナがたくさん掛かっていました。
いつもですと、大きな魚より、5cm程度の小魚が数百匹かかるのですが、小魚は数匹と少なかったです。
フナ
生物調査の結果は、県に報告しています。この生物調査の結果で、川の汚れなどがわかり、環境庁の全国調査に役立っています。
記念写真も撮りました。