第8回1学年(12期生)まちの活性化を考える

2021年7月15日10時から、行田グリーンアリーナ研修室で、ものつくり大学まちづくり研究室の田尻要教授から「まちの活性化を考える」という内容の1年生の講義がありました。

まず、田尻先生の自己紹介や5,000年前の建築技術の話から始まりました。そして、都市の仕組み、住民参加のまちづくりまでの興味深い実践的な内容の提示により、今まで知らなかった「まちづくり」や「まちの活性化」の重要性を学びました。

『講義内容』

まちづくりとは

「まちづくり」にはハード的な技術(都市を開発すること)とソフト的な技術(地域社会を活性化すること)の二つがあり、特にソフト的な技術が大事。

 

5,000年前のピラミッドやローマの水道橋の技術と現在を比較しても、基本的なものは変わっていない、だが、技術は変わっている。情報技術の進歩はさらに早い。

日本では、東照宮などの歴史的な建物を修復・再建することで古典的な技術を最新テクノロジーにしてきた。東照宮が世界遺産になったのも建物の価値が半分、メンテナンス技法、つまり、維持修復の技術が世界遺産になった理由の半分である。

「まちの活性化」とは

1安心・安全・健康・衛生

2にぎわい・活気

3美しく潤いがある・自然がいっぱい

4環境に優しい

5住んでいる人がいつも自分たちのまちのことを

【考えて】【話し合い】【行動している】

そしてこれ(5番)が一番大切なこと。

「まちづくりの実践」~住民参加~ 若い人からお年寄りまで

長所・短所を知り、組み合わせると有効

住民意識の醸成が重要!

1市民活動方式

■NPO(営利を目的としない活動団体)

■ボランティア団体

■任意で活躍しているさまざまな活動団体

2アンケート方式

■現状把握・課題抽出・着眼点の確認のため(住民の意向を最大限に把握)

■考えられたプランについて(プランに対する評価)

■広報誌などでPR(広く周知するため)

3住民提案方式

住民の参加(公募など)

一定の学習期間 調査期間のあと、住民から行政へ提案

ワークショップ⇦ 支援 自治体

合意形成に非常に有効

 

住民・行政・大学の三社で「協働」しながら合意形成にとり組む。

地域の課題を解決するために、みんなの「知恵と工夫」で実績づくり。

「まちづくり」は「ひとづくり」

地域の歴史・文化・習慣・コミュニティを守りながら、より住みやすいまちへ。

 

講義のあと今回の担当第4グループ「福祉・健康」の自己紹介がありました。

当番担当も軌道に乗り、毎回順調に、準備、司会進行、片付けなどが進んでいます。

 

 

 

 

 

 

 

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