北小「わくわくクラブ」モルック

6月22日に北小学校「わくわくクラブ」が実施された。当初の予定では、ドッチボールの予定であったが、モルックに変更された。モルックは聞きなれない名前であるが、フィンランドの伝統スポーツ「MÖLKKY(モルック)」ということだ。モルックがどんな物かは、後ほど説明しましよう。

今回のわくわくクラブ(B班)の開始は15時15分から、受付開始は、14時50分。スタッフは、開始時間の約1時間前に集まり、準備や打ち合わせを行う。

開始前のスタッフの打ち合わせ

受付時間になると、子どもたちが集まり、受付をおこなう。ランドセルは入り口近くのロッカーに格納する。

 

開始前は、みな思い思いの遊びを行う。

NPO法人市民大学活動センターの広報部員は、この間も取材を行います。

そこで「モルック」ですが、下の写真のように並べされた木の的「スキットル」に、「モルック」と呼ばれる投げる木の棒を当てて「スキットル」を倒します。

 

スキットル                    上の青線の木が「モルック」

ボーリングに似ていますが、ボーリングのようにたくさん倒せば良いわけではありません。1本だけ倒したときは、倒したスキットルに書かれていた数値が得点になります。複数本倒した場合は、倒したスキットルの数が得点になります。倒れたスキットルが重なっていた部分は得点になりません。

グループの人が順次モルックを投げて、その都度、得点を加算して行きます。4つのグループが得点を競いますが、最初に30点になったチームが勝ちです。もし、合計得点が30点を超えてしまった場合は、強制的に15点に戻され、そこから30点を目指して再度ゲームを続けます。倒れてバラバラになった「スキット」は、停止した場所に立て直します。

ゲームスタート、最初の一投次第にスキットルが離れてゆきますチームの代表者が得点を記録します

得点を記録することで、次の手(何点取ればよいか)が決まります。最初は大人が得点の計算をしていましたが、子ども達の希望で子どもたちが自ら計算して作戦の指示を出すようになったということです。

赤、青、黄、緑チームの分かれて、対抗試合をしましたが、トップを取った順は、次の通りでした。

三勝した黄チームが優勝しました。

 

優勝を喜ぶ黄色チーム

 

子とも達の感想には次のようなものがあった。

楽しかった。

一回も勝てなかったけれど楽しかった。

きいろに負けて悔しかったから次にまかしたいと思う。

優勝して次もみんなにまけないように絶対勝つ。

もう一度やりたい。

 

途中の休み時間でも、体育館の中を走り回る子ども達の体力に圧倒されました。

現在モルックの競技人口世界で約3万人、日本では1000人といわれますが、年々増えているということです。また、今回は体育館の中で行いましたが、地面の上で行うことが一般的なようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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