子ども大学ぎょうだ 講義並びに修了式

 NPO法人行田市民大学活動センター、ものつくり大学、NPO法人子育てネット行田が連携して、子供たちの知的好奇心を刺激する学びの機会を提供することを目的とした「子ども大学ぎょうだ」第5回と修了式がものつくり大学建設棟で開催されました。修了者は行田市内の小学4年生から6年生、46名。

「行田は水の始発駅」今村武蔵理事長

まず、「行田は水の始発駅」~水の旅の行く先は~という題で、NPO法人行田市民大学活動センター今村武蔵理事長が講義しました。「地球にある水の割合は、97.5%が塩水、2.5%が淡水。淡水のうち地表にある水は0.4%、残りは地下や氷山にある。日本人は一人一日245ℓも水を使う。日本は水に恵まれている。それは稲作文化=田んぼで米作りをしているからだ。山に木を植えるのは緑のダム。日本にはため池がたくさんある。先祖は水を大事にしてきた。行田は江戸時代から見沼代用水で見沼田んぼや江戸に水を供給。1968年に完成した利根大堰は武蔵水路・見沼代用水・埼玉用水路への導水を通じて東京都や埼玉県に水を供給。邑楽用水から群馬県にも供給。」と講義しました。

 

熱心に受講する子供たち

行田は水の始発駅で埼玉、群馬、東京のたくさんの人々の生活をうるおわせ、魚や鳥などの命をはぐくんでいることを、利根大堰や行田浄水場の例で説明してもらいました。受講生の子どもたちも、行田が水の始発駅であること、水を守ることの大切さなどを、しっかり学びました。

 

 

「建設物を強くする方法を学ぼう!」大垣賀津雄教授

講義2は「建物を強くする方法を学ぼう」ものつくり大学建設学科大垣賀津雄教授。橋の役目や強い建設物の作り方、橋の種類について、研究プロジェクトについての四つの項目に分けて講義しました。子ども大学の受講生に、質問を投げかけると、「はい!はいっ!!」と元気よく手が上がりました。正解者には大垣教授からプレゼントがありました。

鉄パイプを組み立てる大学生

建設学科の4年生の大学生の皆さんが、目の前で実際に足場のパイプを組み立て、四角形を作り、どうすれば強くなるかの質問の実物を作ってくれました。梁のたわみや橋の種類についてのクイズは、特に盛り上がり、子どもたちも楽しく勉強できました。2019年のジャパンブリッジコンテストの構造部門1位,美観部門1位,総合部門3位をものつくり大学Aチーム(4年)が獲得し、今目の前にいる大学生だと知った子どもたちは、大きな拍手をしていました。大垣教授の授業を楽しく受講できました。

 

学長の前で学生代表の言葉を述べる代表者

最後は、「子ども大学修了式」。子ども大学学長の赤松明氏より、一人ひとりの子どもたちに修了証書が授与されました。子どもたちは手作りの角帽をかぶり、修了証書を受け取ると、学長と握手を交わしました。学生代表は太田西小学校6年生。大きな声で先生方・スタッフへの感謝と、楽しく学べたこと、子ども大学行田を通してたくさんの友達ができたこと、心に残るのはロケット作りと地元野菜の調理だったと述べました。後席の保護者の方々も見守る中で、2019年の子ども大学ぎょうだ修了式は、無事終わり、あとは10月13日(日)水城公園で開催される「学園祭」浮き城のまち行田こどもまつりを残すのみとなりました。

NPO法人行田市民大学活動センター子ども支援部でも、子どもたちが楽しめるブースを用意し、参加します。